こんにちは、たまるです。
買い物難民という言葉を聞いたことはありますか?
日常生活で絶対必要な日用品などを、簡単に手に入らない人が都会でも増えてきていることを示します。
便利になったこの世の中で、実は買い物難民が増えてきているのです。買い物難民に陥っている人に対して、どのように対策するといいかを考えてみようと思います。
よかったら読んでみてください。
買い物難民とは?対策ができていないのか、都会でも起こり始めている
買い物難民とは、地元小売業の廃業・商店街の衰退などにより、過疎地域のみではなく都市部でも高齢者を中心に、食料品の購入や飲食に不便を感じる方が増加していることをいいます。
ただ、2020年のコロナ禍により外出自粛となり、若年層でも買い物の回数を減らしたり、人数規制になったりして、スーパーへの買い物にも気を遣うようになりました。
そのため、買い物難民は高齢者のみの問題ではなくなってきたのです。
買物難民がなぜ高齢者に多いのか?対策が追い付かない都会でも起こりつつある現状
買い物難民の多くは、高齢者に多くみられます。
過疎地ではスーパーが近所にないため、高齢者も自動車に乗れないと買い物には行けません。
都市部でも買い物ができるところまで、距離があったりするため、高齢者でも運転を続ける方が多い現状があります。
そのため高齢者の運転の事故が、社会問題となっています。
近年、高齢者の運転免許を返納する方が増えてきました。しかしながら、生活の足がなくなることで、今度は買い物難民が増加してしまっています。
高齢者の買い物難民増加の問題点
- 都市部は交通量が多く、高齢により判断能力が鈍り、自動車・自転車など乗り物に乗れなくなる
- 足腰が弱くなり、長距離の歩行が困難になる
- 荷物を持って帰る持久力がなくなる
- 公共交通機関に乗りたくても、場所によっては交通機関の本数が少ない
- 公共交通機関の段差の上がり下りができなくなる
- 歩行中の転倒により、外に出る自信がなくなる
と、数えればキリがありません。
誰でも起こりうる買物難民の対策はあるのか?
では、買い物難民に対して、どのような方法で問題を解決していくのでしょうか?
現在考えられているのは、
- 配食サービス
- 移動販売
- 買い物代行
- 宅配・配送サービス
などが考えられています。
基本的に自宅に品物を持ってきてくれるシステムが、次々と開発されています。
1.買物難民の対策 【配食サービス】
配食サービスとは、料理を仕上げてくれたものを、店舗から自宅まで届けてくれるサービスになります。地域によっては手厚くいろんな企業が参戦しているところがあります。
どこの地域でも使えそうな企業をご紹介します。
シニア安心相談室
全国の宅配食事サービスを探すことができ、出来上がった食事を届けてくれるサービス【シニア安心相談室】になります。
都市部だけではなく、過疎地域でやっている宅配サービスも検索できるため、買い物ができず食事に困っている方におすすめのサイトになります。
高齢者向けの宅配弁当になっていますので、安心してご相談できます。
気になる方はこちらをご覧ください→宅配弁当・宅配食事サービスを簡単比較
やわらかダイニング
高齢者で噛む力が弱くなっている方や、飲み込む力が弱くなってきている方におすすめな【やわらか宅配食】です。
管理栄養士が監修しており、栄養の面は問題ないです。
しかも冷凍での全国発送になるので、過疎地の配食が行き渡らない地域でも問題がありません。初回限定で送料無料なので、お試しで味付けなど試食してみてもいいですね。
気になる方はこちらをご覧ください→やわらかダイニング
安心の手作り惣菜【わんまいる】
年輩の方だけでなく、どの年齢の方も使える配食サービス【わんまいる】です。冷凍されている状態で発送されるので、全国各地で注文できます。
メディアでも紹介されていて、利用している方も多く、お試しセットや定期コースなどあります。
共働きでお忙しいご家庭にも、疲れていてどうしても作るのが嫌な時にでも、美味しい食事を食卓に出すことができます。
販売実績累計50万食!国産野菜100%の手作りおかずを中心に、ご自宅に居ながら全国のご当地グルメ・専門店の味を1品から楽しめる食のセレクトショップです。
気になる方はこちら→旬の手作りおかずをお届けする「わんまいる」の通販サイト
2.買物難民の対策 【移動販売】
移動販売とは、商品を供給する地元スーパー・移動販売の個人事業主(販売パートナー)と連携して、軽トラなどで自宅前などに移動して商品を販売するサービスのことです。
まだ移動販売のシステムは多くはないですが、農林水産省が買い物支援の取り組み加速しています。
ココネット株式会社
株式会社とくし丸
株式会社ファミリーマート
株式会社ローソン
全国農業協同組合連合会
日本生活協同組合連合会
現在紹介した以外にも、地域のスーパーから移動販売などが展開されていたり、今後も増えていく仕組みかと思います。
3.買物難民の対策 【買い物代行】
買い物代行とは、ネットで注文した商品を自宅まで買って持ってきてくれるサービスになります。
高齢者のみならず、お仕事が忙しいお母さま方に重宝されるシステムだと思います。
ツイディ
ツイディは当日注文を受け付けてくれて、1時間単位・商品1点から注文できるので、子供が小さくて買い物できなかったり、お仕事休憩中にでも注文できるサービスです。
ご興味ある方は参考にしてみてください→ツイディ
PickGo 買い物代行
PickGoパートナーが配送業務のスキマ時間に、ユーザーに変わって買い物を行うサービスです。
代行料は550円からで、店舗数・点数・商品・時間により変動します。
ご興味ある方はこちら↓
4.買物難民の対策 【宅配配送サービス】
宅配配送サービスとは、買い物代行と似ていますが、前もって食品などを注文しておいて、決まった日に注文したものが届くサービスをいいます。
生協の宅配
一番メジャーな宅配配送サービスは【生協の宅配】だと思います。いろんな商品がカタログに載っていて、カタログを見て注文書に記入し、注文するものを決めます。
自宅まで商品を持ってきてくれるため、高齢者や主婦に人気のシステムになっています。ご興味のある方は関東と関西で、申し込み先が違うためご確認ください。
関東圏の方はこちら→生協の宅配パルシステム
関西圏の方はこちら→コープの宅配
イオンネットスーパー
リーズナブルな価格で人気のPB「トップバリュ」や医薬品なども豊富に揃っています。
毎週火曜日は『火曜市』をネットでも開催しています。
【まとめ】買物難民の対策は自治体の協力もあるようだが、高齢者のネット環境と情報が必須
買物難民は増えてきていますが、代用できるサービスは多いです。ただ高齢者はインターネットを使うことが、高いハードルになっています。
周囲の人からの情報やネットの知識を、周りの人が助けてあげることが重要です。
これからの新たな便利なシステムが、高齢者の社会問題となりつつあることも、考えておかなくてはなりません。
宅食について書いた記事がありますので、よかったら読んでみて参考にしてください。↓↓
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